オンライン診療|福岡大腸カメラクリニック|消化器内科・内視鏡内科・胃腸内科

〒810-0022福岡県福岡市中央区薬院4丁目6-9 浄水メディカルビル2階
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オンライン診療

オンライン診療|福岡大腸カメラクリニック|消化器内科・内視鏡内科・胃腸内科

大腸カメラの受診率の低さの原因の一つが受診の多さです。大腸カメラ前の診察で1回、大腸検査で丸1日1回、ポリープ切除や生検を行った場合は結果説明で1回と受診回数が2~3回は必要となることが一般的です。それを少しでも解消することができるのがオンライン診療です。患者様にとってのメリットは、交通費の削減、時間の削減、事前問診入力による伝え忘れ防止が可能となることです。症状のない便潜血健診陽性の2次精査の大腸カメラ検査などは、問診事項が重要事項の大半を占めるためオンライン診療のよい適応です。

オンライン診療の流れ

オンライン診療の流れ

まずは患者様がオンライン診療をご希望の場合はオンライン診療についての注意事項をお読みください。その上で患者様がオンライン診療をご希望されることから始まります。
次にオンライン診療が可能かどうかの判断を、オンライン診療を担当する医師が行います。これを診療前相談といいます。これはリアルタイムのビデオ通話で行います。
診療前相談でオンライン診療が可能と判断されれば、そのままリアルタイムのビデオ通話を継続しオンライン診療に移行します。オンライン診療では診断、評価、処方、その他の医療行為が可能となります。当院では事前に大腸カメラの前処置に使用する下剤を処方して患者様のご自宅に郵送させていただきます。
万一オンライン診療の適応がないと判断された場合は、申し訳ございませんがオンライン診療はできません。当院での対面診療の予約を取らせていただく、または、対応可能な医療機関への適切な紹介を行うことで対応させていただきます。

オンライン診療の予約までの流れ

オンライン診療の時間

  • 09:00-10:00
    外来診察・オンライン診療(完全予約制) 6枠
  • 17:00-18:00
    外来診療・オンライン診療(完全予約制) 6枠

注意事項

  1. 触診等を行うことができない等の理由によりオンライン診療で得られる情報は限られています。そのため、対面診療を組み合わせる必要があります。
  2. オンライン診療を実施する都度、診療前相談にて医師がオンライン診療の実施の可否を判断します。オンライン診療が不可であると判断された場合は、直接当院にご来院いただいた上での対面診療に切り替えるか、適切な医療機関への紹介を行います。
  3. 使用するシステムに伴うリスクを把握してください。
  4. オンライン診療を行う際は使用するアプリケーション、OSが適宜アップデートされることを確認してください。
  5. 医師側の了解なくビデオ通話を録音、録画、撮影してはいけません。
  6. 医師のアカウント等の情報を診療に関わりのない第三者に提供してはなりません。
  7. 医師との通話中は、第三者を参加させてはいけません。
  8. 汎用サービス(LINEビデオ通話、ZOOMなど)を使用する際は、患者様側からは発信しないようにしてください。
  9. 医療機関が求めない限り、チャット機能の利用やファイルの送付などは行わないでください。(LINEでの写真や動画の送信など)

診療前相談

患者様がオンライン診療に関する注意事項を読み理解された上でオンライン診療をご希望される場合にはリアルタイムでのビデオ通話を用いて診療前相談を行います。これは完全予約制です。まずはデジスマ診療アプリをお手元のスマートフォンまたはタブレットパソコンにダウンロードしていただきます。デジスマ診療アプリを用いて、大腸カメラ検査の予約枠を取得していただきます。大腸カメラ検査の予約日の5営業日前までに病院の診療日(木・日・祝日以外)の9:00~10:00および16:00~17:00に診療前相談・オンライン診療の予約を取得していただきます。
その後、事前問診(症状、アレルギー、既往歴、内服薬など)をデジスマ診療アプリの表示に従って入力していただきます。予約の日時になりましたらデジスマ診療アプリを立ち上げていただき、オンラインでリアルタイムビデオ通話を開始します。ビデオ通話の録画や録音は禁止されておりますので行わないようにしてください。まず初めに患者様と医師の本人確認を行います。患者様は顔写真付きの身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)をいずれかご提示ください。顔写真付きの身分証明書がご用意できない場合は、その他の身分証明書を2種類ご提示ください。その場合は身分証明書の厚みやその他の特徴が分かるようにご提示いただきます。
担当する医師からは医師資格証(HPKIカード)をご提示します。以上の方法で患者様および医師がお互いに本人確認を行ったうえで、診療前相談が開始されます。この診療前相談にて患者様から得た問診情報や視診情報をもとにオンライン診療の適応があるかどうかを判断します。診療前相談には診断、処方、その他の医療行為は含まれておりません。
オンライン診療を行うことが対面診療に比べて有益でないと判断される場合があり、そういった場合はオンライン診療を行うことができません。具体的には、高度の便秘や繰り返す血便などの閉塞性大腸腫瘍が存在する可能性がある症状を訴える患者様ではオンライン診療の適応がありません。下剤を飲む前に閉塞性大腸腫瘍がないかどうか確認しておかなければ下剤で腸閉塞を起こしてしまう可能性が残るからです。そのような場合は直接ご来院いただき対面診療にて診察や腹部超音波検査などの検査が必要と考えられます。診療前相談でオンライン診療の適応がないと判断される例は他にもありますが、このパターンが当院では最も多くなります。

オンライン診療

診療前相談でオンライン診療の適応があると判断された場合はそのままリアルタイムのビデオ通話を継続しシームレスにオンライン診療に移行します。オンライン診療では診療前相談で得られた情報をもとに診断、処方、その他の医療行為を行うことが可能です。具体的には、考えられる疾患を鑑別し、大腸カメラ検査の必要性を判断し、大腸カメラの必要があると考えられる場合は大腸カメラ検査の前処置用の下剤を処方し、ご自宅へ郵送させていただきます。

守るべきルール

  1. プライバシーが確保できる自宅に準ずる場所で行ってください。
  2. 診療前相談~オンライン診療の間の録音・録画はご遠慮ください。
  3. 第三者が診療前相談~オンライン診療に関わる場合は予めお申し出ください。

下剤の自宅郵送

デジスマ診療アプリをダウンロードして使用を開始する際に、ご自宅の住所、郵便番号、電話番号、保険証番号、クレジットカード情報、などを事前にご入力いただきます。その際ご登録いただいた住所へ薬局が下剤をご郵送します。薬局はオンライン服薬指導を行うことで自宅にお薬をお届けすることができるようになります。薬局に関しては患者様が選択されてください(当院の入居するメディカルビル1階のみらいファーマシー、他どこでも可)。オンライン服薬指導を行っていない薬局をご指定いただいた場合は2日以内にご指定の薬局に調剤を受けにご来店が必要となります。郵送先を自宅とは異なる場所に変更をご希望の方は、オンライン診療の際にお伝えください。オンライン診療が終了次第速やかに福岡大腸カメラクリニックの公式LINEアカウント宛てに変更先の住所をメッセージでお送りください。「薬剤の郵送先の変更を受け付けました」という返信メッセージがあって初めて受理となります。もし返信メッセージが来ていない場合は受理されておりませんので、福岡大腸カメラクリニックへお電話(092-753-6162)をいただくかクリニックのメールアドレス(info@fukuoka-daichou-camera.jp)へメール連絡をよろしくお願いいたします。

オンライン診療に関わる費用

オンライン診療に関わる費用

診療前相談は当院へ受診される方は無料となります。当院へ受診がない場合は後日、登録のクレジットカードから費用が決済されます。領収書、明細書をご希望の方は福岡大腸カメラクリニックの公式LINEアカウントにその旨メッセージをお願いします。