
大腸癌の診断実績(2024年度)
大腸癌の診断実績(2024年度)
2024年度は15人16病変の大腸癌を発見し、治療に結び付けました。
2024年5月からの開院初年度は11カ月稼働で、16病変の大腸癌を発見していました。1カ月当たり1.45病変の大腸癌を発見していたことになります。819件の大腸カメラの内16病変ですので1.95%に大腸癌を発見していたことになります。
当院の2024年度の大腸カメラ件数に占める大腸癌発見率は1.95%でした。
大腸癌検診である便潜血2日法での陽性者における大腸癌の一般的有病率が約1%であることを考えると当院に受診された方の大腸癌発見率がいかに高いかがわかります。
当院の大腸カメラの受診者層は20~50代がほとんどで60~80代は少数であるため大腸カメラを受けたことがない若年者の中にもたくさんの大腸癌が隠れていることが示唆されます。どんな年齢層もお腹に不調を感じた時が保険診療で大腸カメラ検査ができるチャンスですのでその機会を逃さないようにしていただきたいと思います。
地域の大腸癌で亡くなる方を0にするという想いの1年目の実績の1ページです。