大腸癌の診断実績(2025年度)
大腸癌の診断実績(2025年度)

2025年5月~12月の7カ月間では11人の大腸癌を発見し、治療に結び付けました。
1カ月に1人以上の大腸癌を診断し続けています。
その中には20歳代の大腸癌が含まれていました。20歳代の方の発見契機は、慢性の腹痛や下痢といった過敏性腸症候群の症状でした。20歳代の方は消化器内科を受診しても検査を提案されることもなく過敏性腸症候群として加療が開始されてしまうことがほとんどです。しかし、当院では必ず20歳代であっても過敏性腸症候群の陰に隠れる大腸癌を見逃さないために同意が得られた全例に大腸カメラ検査をご案内しています。そのポリシーのおかげで救うことができた1名です。今後も若いから癌はありえないなど決めつけず、どんな病態か正確な診断ができる大腸カメラ検査を勧めていきたいと思います。
当院の大腸カメラ検査の受診者層は20~50代がほとんどで60~80代は少数であるため大腸カメラ検査を受けたことがない若年者の中にもたくさんの大腸癌が隠れていることが示唆されます。どんな年齢層もお腹に不調を感じた時が保険診療で大腸カメラ検査ができるチャンスですのでその機会を逃さないようにしていただきたいと思います。
地域の大腸癌で亡くなる方を0にするという想いの2年目の実績の1ページがまた刻まれました。