大腸カメラ検査の食事について|福岡大腸カメラクリニック|消化器内科・内視鏡内科・胃腸内科

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大腸カメラ検査の食事について

大腸カメラ検査の食事について|福岡大腸カメラクリニック|消化器内科・内視鏡内科・胃腸内科

大腸カメラ検査の前日の食事制限について

当院では特段食事制限を設けていません。それは現在当院で採用している前処置の下剤(モビプレップ™)が非常によく効くからです。当日のみのモビプレップ™だけでもほとんどの人が検査可能となります。

少しでも前処置で飲む下剤を少なくするために以下の気を付けていただければ幸いです。

  1. 夕食は早めに召しあがってください。遅くとも19時までには済ませるようにしてください。
  2. 前日の食事は3食ともいつもより若干少な目に抑えてください。満腹感を感じない腹8分くらいに抑えるのが理想です。
  3. 野菜やキノコなどの繊維物を避けて、炭水化物を中心とした消化に良い食事としてください。
  4. 十分な水分摂取を行ってください。
  5. 早めに就寝されてください。

大腸カメラ検査後の食事について

観察のみで終了した方

ポリープ切除や生検を行わなかった方、つまり観察のみの方については、アルコール類も含めて制限はありません。ただし、麻酔を使用された方はアルコール類を飲まれる際は、体内にわずかに残っている麻酔薬が影響していつもよりアルコールが回りやすくなることがありますので注意して自己責任で嗜まれてください。

生検やポリープ切除を受けられた方

1週間は内視鏡検査終了後に生検や処置を行った場所から出血して、血便が出る後出血という合併症の危険性が無視できない時期になりますので、血行が良くなる食事(飲酒や香辛料が多く使われるカレーや激辛ラーメンなど)や、大量の消化液分泌を刺激するような高脂肪食(中華料理や焼き肉など)は避けてください。
また、10mmを超えるような大き目のポリープを切除された方は、稀に切除部に遅発性穿孔が発生することがあります。非常に稀な合併症ですが、発生すると致命的な腹膜炎に進展しかねない合併症です。こういったリスクを下げるために検査後1週間くらいは腹圧が上昇しないようにするためにも腹8分で済ませるにしてください。

大腸カメラ検査前日のお勧めメニュー

洋食派の方

朝食

パンと目玉焼きとウインナー、コーヒー

昼食

カレーライス(チキンカレー、ビーフカレー、キーマカレーなど)

夕食

パスタ(ナポリタン、カルボナーラ、ペペロンチーノなど。※キノコ類は避ける)、コンソメスープ

和食派の方

朝食

ごはん、納豆、卵焼き、サバの塩焼き、お茶

昼食

うどん、おにぎり、から揚げ

夕食

そうめん、いなり寿司

特別検査食(ニューサンケンクリン食™)

特別検査食(ニューサンケンクリン食™)

検査前日に召しあがっていただくレトルト食品です。
全ての患者様にご案内しているわけではありません。
普段から強い便秘がある方や、以前大腸カメラ検査の前処置でなかなかクリアにならず下剤の量が多くなってしまった方などにご案内させていただいております。
当てはまらない方でもご希望の方はオンライン診療または事前診察の際にお申し出ください。前日をサンケンクリン食で過ごしていただくことに同意された方やご希望の方へは、事前にご自宅へご郵送させていただきます。

朝食

白粥・梅ふりかけ、味噌汁

白粥・梅ふりかけ、味噌汁

昼食

紅鮭粥、すい物

紅鮭粥、すい物

間食

あめ湯、クッキー、オレンジジュース、紅茶

あめ湯、クッキー

オレンジジュース、紅茶

夕食

ポタージュスープ

ポタージュスープ