-
消化器内科
消化器内科は口から肛門まで一本の消化管全て(食道・胃・十二指腸・空腸・回腸・結腸・直腸・肛門)と消化管内に消化液を送り出す肝臓・胆嚢・膵臓を診る診療科です。消化器内科の中にも上部消化管を専門にする先生から当院のように下部消化管を専門にする先生、肝胆膵を専門とする先生がおります。
消化器内科は全診療科の中でも患者発生数が多い診療科です。患者数が多い分、消化器内科医も相当数おります。消化器内科がない総合病院はほぼありません。クリニックも都市部ではそこら中に点在しています。どこでも発生する病気からとても稀な病気まで幅広く取り扱うのが消化器内科です。どこにでもある診療科なので地方でも受診には困らない科です。誰しもが一生に一度は関わりえる診療科です。
-
大腸カメラと胃カメラ
内視鏡とは先端を意のままに動かすことができる細長いカメラです。人が入れないところを進み目的部位に到達して観察と処置ができる装置です。体内の様々なところに入り込むため内視鏡が開発されています。胃カメラ、大腸カメラ、小腸カメラの他、気管支鏡や胆道鏡、手術で使用される腹腔鏡や胸腔鏡も内視鏡の一種です。肛門、直腸、結腸、盲腸、回腸末端の内腔に到達できるのが大腸カメラです。口腔・咽頭・喉頭・食道・胃・十二指腸球部と下行脚の内腔に到達できるのが胃カメラです。内視鏡は観察するだけでなく、鉗子口から道具を出して止血や切除などの処置や組織生検を行うこともできます。
-
大腸カメラ
大腸カメラの時には鎮痛剤を使用することがあります。
鎮静剤と鎮痛剤の両方を使う場合も、鎮痛剤のみを使う場合もあります。
鎮痛剤のみを使用した場合は検査中も意識がほぼはっきりしています。
検査をリアルタイムで見てみたい方や、検査後できるだけ早めに帰りたい方などには鎮痛剤のみで行っております。
-
胃カメラ
胃カメラは上部消化管内視鏡検査、胃内視鏡検査、胃・十二指腸ファイバースコピーなどと呼ばれることもある検査です。
-
腸内フローラ調整
腸内フローラは全身の様々な臓器機能や代謝、心と関連があり、その異常が病気の発生と密接に関係していることが分かってきました。腸内フローラを整えると病気の症状が改善したり、心の症状が取れたりします。腸内フローラは悪玉菌と善玉菌のバランスのもとに全身の健康を司っているのです。腸内フローラの悪玉菌を減らして善玉菌を増やしてあげようという考え方が腸内フローラ調整です。整腸剤というのも腸内フローラ調整の一種です。整腸剤とは善玉菌を製剤化したものでプロバイオティクスと呼ばれます。経口摂取することで大腸内の善玉菌量を増やすために整腸剤は作られています。他にも糞便移植法という腸内フローラ調性の方法があり、潰瘍性大腸炎、重症の偽膜性腸炎などで古くから行われています。
-
自費診療
当院では更年期障害や疲れやすさなどでお困りの方や、更なる健康や美容に対する意識が高い方への選択肢として自費診療も行っております。待ち時間等に施術が可能なものもございますのでご希望の方はお申し出ください。